仏教を学びたい人への「仏教学入門講座」 東京・八重洲で、釈迦の生涯を通して「どう生きるか」を考える

多様性が尊重される一方で、私たち一人ひとりが「どう生きるのか」「本当の豊かさとは何か」ということに関心が高まっている現代。仏教を学んでみたいけど、どうやって学べばいいか分からない-。そんな人向けの講座が開かれます。

真宗大谷派(東本願寺)真宗会館が、初めて仏教に触れる人や、仏教の歴史を体系的に学びたい人を対象とした入門的な講座として開催する「仏教学入門講座」で、9月11日から東京・八重洲の会場で開催されます。

「仏教学入門講座」は、これまで仏教や寺院とご縁のなかった人に、真宗の教えに触れてもらう初縁づくりを目的として開催。
講師は、真宗大谷派(東本願寺)の研究機関である「教学研究所」の所長で、大谷大学名誉教授の宮下晴輝氏。
専門は古代インドの仏教思想で、著書に「はじめての仏教学―ゴータマが仏陀になった」、編著に「仏教とキリスト教の対話II」、主な論文に「仏土に生まれる―大乗経典端緒の文脈―」などがあるそうです。

全6回の講座の共通テーマは「仏陀ゴータマ(お釈迦様)は何に目覚めたのか」で、9月11日の第1回のテーマは「仏教が成立した古代インド ―ヴェーダの宗教から沙門の時代まで」。以後、第2回(10月16日)が「青年ゴータマはなぜ出家したのか ―四門出遊/仏教の問題領域」、第3回(11月20日)が「仏陀になるとはどういうことか ―苦はどこからくるか/縁起の観察」、第4回(12月18日)が「仏陀は何を説いたのか ―四聖諦の教説/無我の教説」、第5回(1月15日)が「仏弟子たちの信仰とはどのようなものか ―仏弟子たち/信仰について」、第6回(2月19日)が「経典はどのように伝えられたのか―大般涅槃/結集/阿含経典/大乗経典」などと予定されています。

会場は「TKP東京カンファレンスセンター」(東京都中央区八重洲1-8-16 新槇町ビル10階)で、受講料は1回1,000円。

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