最も幸せに感じることは「資産が増える」、諦めているものは「住宅」 「新世代の理想の暮らしに関する意識調査」

Z世代、ミレニアル世代の20代〜30代が最も幸せに感じることは「資産が増える」、欲しいと思うもの、諦めているものはともに「住宅」―。飯田グループホールディングスのグループ会社「東栄住宅」(東京都西東京市)が、全国の20代〜30代の男女516人を対象にこのほど実施した「新世代の理想の暮らしに関する意識調査」で、こんな結果が分かりました。

調査は全国の20代〜30代の男性258人、女性258人の計516人をインターネットで実施。均等サンプル数回収したのち、人口構成比にあわせてウエイトバックしています。

調査で「実現できたら最も幸せに感じること」を聞いたところ、第1位は「資産が増えること」で30.6%。次いで「子どもができること」13.4%、「趣味を充実させること」12.4%などとなりました。 従来の幸せと言われてきた「資産」「子ども」に加え、「趣味」が入っていることは、〝自分の楽しさ〟や、〝やりがい〟を重視する新世代の傾向と言えるかも知れません。

また、「現在欲しいと思う物」の質問では、「住宅」が31.2%でトップ。2位は「家電」で30.6%、3位は「自動車」28.3%などとなりました。
その一方で、「欲しいとは思うが諦めている物」を聞いたところ、こちらも第1位は「住宅」の16.3%。2位は「自動車」で12.0%。3位「高級ブランド品」8.3%などとなり、新世代は、「住宅」への強い願望と諦めの心情が入り混じっていることが分かったそうです。

「理想の暮らし」についての質問では、トップが「家族と長く一緒にいられる」で52.7%、次いで「趣味に没頭できる」43.6%、「仕事と趣味のオンオフをつけられる」41.5%などとなりました。

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