大分・別府に暮らすように滞在できる宿 「HAJIMARI Beppu」が9月オープン

大分県別府市、別府駅から徒歩13分の別府市南部エリアに9月、元酒類卸倉庫ビルを再生し、暮らすように滞在できたり、ワーケーションや滞在制作にも対応したりするほか、文化交流拠点にもなる複合施設「HAJIMARI Beppu(はじまりべっぷ)」がオープンします。

建築設計、空間再生、地域デザインに取り組む「DABURA.m」(ダブラエム)の自社プロデュースで、地域再生への〝はじまり〟にするそうです。

別府市南部エリアは、明治・大正期から戦後にかけて別府の中心地として栄えたことから歴史的名所が多い地域。地域の暮らしに根付いた共同温泉も多数あり、湯のまち別府の昔ながらの下町風情と生活文化が感じられます。

客室は、約30平方メートル〜約80平方メートルの全6室で、1人から最大4人まで宿泊可能です。
すべての客室にキッチンを備えており、暮らすように滞在することができるほか、作業スペースや制作スペース、ワークブースなどもあり、さまざまな「Work」に対応しています。また、各室それぞれに、別府にゆかりのあるアーティストやクリエイターの作品・選書・選曲を楽しむことができ、すべての部屋にはテラスを併設し、地元の温泉で温まったあとはテラスで風を感じながら別府の街を見渡すことができます。

宿泊客には共同温泉(通称「ジモ泉」)を 1 回/泊選んで利用できる温泉チケットを提供。ローカルルールやマナーも教えてくれ、温泉文化を体験できます。また、温泉とお薦めスポットを繋いだ〝まち湯治〟ルートも紹介してくれ、心と身体を癒してほぐす、現代の湯治を満喫できます。

このほか元倉庫の二層吹抜け空間である1階部分は、寛ぎと交流の場。カフェやコワーキングスペースとしても活用でき、アート、ライブラリーの書籍や音楽なども充実しており、新たなインスピレーションが生まれていく場となりそうです。

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