横浜高島屋で和紙布プロダクト「enso」のPOP UP 京都最古の禅寺から紡ぐ「日本の美意識と叡智」

コロナ禍により「健康」や「ウェルネス」への関心が高まり、ライフスタイルやその考え方に大きな変化が生じています。その一つがファッションで、トレンドだけを追い求めるブランドや見た目重視のスタイルから、快適さや着心地を追求したストレスフリーなスタイルを求める声が広がっているそうです。

そうした中、「横浜高島屋」で8月30日から9月5日まで、古来より生活の中で親しまれてきた和紙を、最新の特許技術を駆使しながらファッションに落とし込み、自然にも人にも優しい製品を作る「enso」のPOP UP SHOPが開催されます。

「enso」は、京都最古の禅寺に生まれた伊藤仁美氏が主宰。「日本の美意識の価値を紐解き、未来へとつないでいく」をテーマとし、現代に寄り添う多様性のある着物スタイルを提案しています。

POP UP SHOPに登場するのは、「紙織-shiori」というオリジナルプロダクトで、最新の技術によって和紙特有の湿度を保つ機能を生かし、糸から布になるまで添加物を一切使用せず作られているそうです。
また天然色材にこだわり、自然由来100%の原料を用いて染色されるため、自然由来ならではの変化を長く楽しむことが出来るアイテムとなっています。

使用される和紙は、カナダ内陸で育てられ、森林管理を徹底したメーカーから伐採された廃材を主原料としており、自然の恵みを無駄にしないエコフレンドリーな商品づくりを実現したプロダクトとなっているそうです。

9月2日には、自装の着付け講座やパーソナルスタイリングを行うサロンも経営している伊藤さんのトークイベントも開かれ、和紙で作った「肌衣」の着方の実演も行われます。

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