世界に1台のピアノを弾こう!山梨・萌木の村オルゴール博物館が演奏者募集

山梨県北杜市の「萌木の村オルゴール博物館ホール・オブ・ホールズ」は、3月26日から4月6日まで、世界的なピアノの日「Piano Day」に合わせ、ピアノ尽くしの2 週間「Piano Week」を開催します。
「Piano Week」の期間には、同館所蔵で世界に1台しかない1926 年製自動演奏ピアノ「チッカリング・9 フィート・アンピコ・グランドピアノ(通称アンピコ)」を誰でも演奏できる特別企画「アンピコを弾いてみよう」が行われます。

「Piano Day」とは、ピアノとピアノに関わるすべての人を祝う世界的なイベント。ピアノの鍵盤が88鍵あることから、その年の88日目に開催されているそうです。

「アンピコ」は20 世紀前半、米国で1、2を競うピアノメーカー「チッカリング社」のピアノに「アンピコ社」が自動再演装置を取り付けたもの。ロールペーパーを使用し、ピアニストの指づかいや細かいタッチ、音の強弱、ペダリングなどを忠実に再現することができ、当時のピアニストはこぞってアンピコ社と契約し、自分の演奏を後世に残そうとしたと伝えられているそうです。

同館での演奏場所は、普段自動演奏楽器やオルゴールの演奏をしている教会を思わせるようなホール。抜群の響きを誇る木組みのホールで華麗な音色を奏でることができます。

プロ、アマチュアを問わず、誰でも参加でき、曲目も自由。1人当たりの持ち時間は15分。休館日の3 月29 日を除く毎日で、1日5回30分ずつ行われます。
3月10日午前10時から予約を受け付けるそうです。参加費は入館料のみで、大人1000円、高・大学生800円、小学生500円。

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