江戸の名所でお花見はいかが?3月27日から「御殿山さくらまつり2023」

東京都品川区の「御殿山トラストシティ」で3月27日から4月2日まで「御殿山さくらまつり2023」が開かれます。2019年の開催を最後に開催中止となっていましたが、4年振りの開催となります。

御殿山は、葛飾北斎の「富嶽三十六景」や歌川広重の「江戸百景」にも描かれ、江戸時代より庶民らにも愛されてきた花見の名所。
今回は、夜桜のライトアップに加え、御殿山庭園内に春霞をたなびかせ、昼夜問わず霞に桜が舞う幻想的な「桜霞」を演出されるそうです。

また、江戸時代に茶室でタバコをたしなんだという文化的背景を引用しながら、タバコ葉ではなく茶葉を用いた「吸うお茶」を体験できる新感覚のお茶会など、江戸時代の文化を現代風にアレンジしたさまざまなコンテンツが用意されているそうです。

メインとなる桜ライトアップ・霞演出「桜霞 SAKURA KASUMI ~桜舞い 霞たなびく 御殿山~」は、桜と人工で作り出す「春霞」を掛け合わせオリジナルの風景を庭園内に出現させるもの。最新の演出効果で作り出す春の季語である「霞」と江戸の刻から受け継がれる桜を掛け合わせ、夜桜のライトアップはもちろん、日中もたなびく霞に桜が舞う幻想的な風景が楽しめます。
実施期間は20日から4月9日までで、春霞は午前8時から午後11時まで。ライトアップは午後5時から同11時まで。

また、茶会「御殿山さくら茶会」は、日本を代表する建築家である磯崎新氏の設計により建てられた、伝統と革新を融合した現代の茶室「有時庵(うじあん)」での茶席。御殿山さくらまつり限定のさくら葉をブレンドした特別な抹茶と東京マリオットホテルのアフタヌーンティーでも提供されているお菓子のペアリングを楽しめます。
同時に、江戸時代に茶室でタバコをたしなんだという文化的背景を引用し、タバコ葉ではなく今回限定でさくら葉をブレンドした茶葉を用いた「吸うお茶」が振舞われるそうです。事前抽選予約制で有料。

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