〝視線や表情までくっきり見たい〟ライブ双眼鏡 倍率10倍の「APEX J HR10×42WP(W)」

総合光学機器メーカー「ビクセン」(埼玉県所沢市)は11日、色にじみを抑え、シャープな描写を実現するEDガラスレンズを採用した大口径42ミリ、倍率10倍の双眼鏡「APEX J(アペックス・ジェイ)HR10×42WP(W)」を発売します。

通常、倍率を上げると見える範囲が狭くなりますが、この機種では、見掛視界60.7度という広角設計を採用しており、10倍という高い倍率ながらも広い範囲の観察が可能。このため、「8倍では物足りない」「さらに細かい部分まで見たい」というニーズに応え、コンサートや観劇での動きが多いシーンでも充分に活用できます。

光学性能の要となる対物レンズ(一番大きなレンズ)には、優れた光学性能を発揮するEDガラス(特殊低分散ガラス)レンズを採用。色にじみを抑え、くっきりとしたクリアな視界を確保。
対物と接眼レンズの全面に反射防止コート(フーリーマルチコート)、プリズムには光の散乱を抑えるコート2種類(フェイズコート、高反射コート)をコーティングしており光の反射や散乱を高いレベルで抑えています。

レンズの有効径(直径)と倍率は、双眼鏡の見え味に大きく影響し、対物レンズの有効径が大きいほど集光力が高くなり、観察対象は明るく鮮明に見えます。
この機種では、対物レンズ有効径を大口径の42ミリを採用。接眼レンズにも有効径22ミリの大きめなレンズを採用しており、明るくのぞきやすい設計となっています。
のぞき口には、高さを変更できる目当てゴムを装備。裸眼やコンタクトレンズ、メガネ着用など、いずれの場合でも高さを調整し、のぞきやすい状態で使えます。

また、双眼鏡に窒素ガスを充填し、ゴムで密封した防水設計のため、野外ライブなどアウトドアシーンでも安心して使えるそうです。
メーカー希望小売価格は41,800円(税込み)。

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