ル・マン24時間100周年記念企画「サルトに魅了された人々の熱い想い」 富士モータースポーツミュージアムで6月9日から

昨年10月、「富士スピードウェイ」をすぐ隣にオープンした「富士モータースポーツミュージアム」(静岡県小山町)で6月9日から、特別展「ル・マン24h 100周年記念企画~サルトに魅了された人々の熱い想い~」が開催されます。

1923年に「ラッジウィットワース杯24時間耐久グランプリ」として初開催された「ル・マン24時間レース」は、今年100周年。始まりは、日常のクルマとかけ離れていたグランプリカーではなく、市販車による耐久レースですが、今ではル・マンへの挑戦は、自動車メーカーの「より良いクルマづくり」への挑戦にもなっています。

企画展では、同館2階のル・マン展示コーナーを中心にトヨタが挑んだル・マン参戦車両の特別展示とサルトに魅了され出走を果たしたドライバーたちによるスペシャルトークが開催されるほか、1960年代後半から大いに盛りあがるル・マンの様子を写真パネルで紹介されます。

「トヨタが挑んだル・マンの歴史」(6月9日~7月9日)では、トヨタが挑んだ3世代にわたるマシン開発のモノづくりを紹介。本期間限定でTS020の車両内部も一般公開されます。

展示車両はトヨタがル・マンに本格参戦した「TS010 V10 NA」、高出力・空力ボディで当時の最速マシンの「TS020 V8 ツインターボ」、ハイブリット車両で2018年に初優勝した「TS050 HYBRID V6 ツインターボ+モーター」
(レプリカ)。

また、スペシャルトークセッションでは6月10日(16:00~17:00)に鮒子田寛氏×関谷正徳氏。6月30日(16:00~17:00)に片山右京氏×鈴木利男氏×土屋圭市氏が予定されています。

「ジョー・ホンダ氏 ル・マンコレクション 写真展」では、1967年から1971年当時のル・マンのレース車両や会場の模様を写真パネルで紹介します。

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