火災の初期発煙をAIで検知!コニカミノルタが「FORXAI Safety Solution for Smoke Detection」

「コニカミノルタ」はこのほど、初期発煙をAIで検知し、倉庫などの火災の早期発見に寄与する「FORXAI(フォーサイ) Safety Solution for Smoke Detection」を開発しました。
7月には海外に先行して国内の関係会社の「コニカミノルタジャパン」から発売されるそうです。

DXによる社会課題の解決が求められている中で、「コニカミノルタ」は、事業を通じて「社会における安全・安心確保」などの5つのマテリアリティ(重要課題)に取り組む方針で、画像IoTプラットフォーム「FORXAI」を駆使して、これら社会課題の解決に貢献することを目指しているそうです。

「FORXAI Safety Solution for Smoke Detection」は、さまざまなカメラの映像から画像解析AI(FORXAI Imaging AI)によって、立ち上る小さな煙を検出することが可能で、工場や廃棄物保管場所、可燃物保管場所などの施設で、火災の早期発見や迅速な対応によるDXを支援し、社会の安全・安心の確保に貢献します。

システムには、施設内に設置したカメラ映像のデータからFORXAI Imaging AIを用いて煙を検出するアルゴリズムが搭載されていて、その検知結果を可視化することで、設備管理者がビデオマネジメントシステムクライアント上で火災の前兆である煙発生をいち早く発見することが可能。これにより、より初期段階での対応を支援します。

既設のカメラやVMSサーバーなどの既存システムに、「FORXAI Safety Solution for Smoke Detection」を搭載した解析サーバーを増設するだけで、容易に導入が可能。また、VMSサーバー経由で複数台のカメラ映像の解析を行うことができ、設備管理者はVMSクライアント画面上で煙の検知を確認できるそうです。

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