学校へ笑顔を届ける!「オンラインリアル脱出ゲーム」を販売 コロナ禍でイベント中止相次ぐ中の〝思いで作り〟に

新型コロナで修学旅行や文化祭、体育祭などのイベントを中止する学校が相次いでいます。生徒にとっては「楽しい思い出作りができない」という残念な状況となっています。

そんな中、若者に人気の「リアル脱出ゲーム」を企画運営する「SCRAP」が、コロナ禍でさまざまなイベントが中止になった全国の学校、団体へ向けたオンラインイベントの販売をスタートさせました。

「リアル脱出ゲーム」は、マンションの1室などで行うゲーム。2004年に発表された「クリムゾンルーム」というネットの脱出ゲームをそのまま現実世界に移し替えた遊びからスタートしました。今では、廃校や廃病院、東京ドーム、六本木ヒルズなど、さまざまな場所で開催されています。07年に初開催して以降、現在までで世界で820万人以上を動員した体験型エンターテインメントです。

「オンラインリアル脱出ゲーム」は、Webやビデオ通話サービスなどを利用して、オンラインで参加する体験型ゲーム・イベントで、スマホやタブレット、パソコンなどがあれば1人でも複数人でもゲームや謎解きを楽しむことができます。新型コロナの感染拡大による自粛生活が定着する中で、2020年に制作し、現在ですでに20万人以上が参加しているまったく新しいイベントとなっています。

今回、学校などに提供するのは、「オンラインリアル脱出ゲーム」で、「ふしぎバスターズオンライン」、リアル間違いさがしオンライン「まちがいだらけの恋」、謎解きバトル・ロワイアル「難攻不落のドラゴンからの脱出」、「封鎖された人狼村からの脱出」、「封鎖された魔王城からの脱出」、ナゾトキ街歩きオンライン「ワールド謎ツアー」などが用意されています。これらの公演はすべて既存のイベントですが、学校の個々の開催に向けて内容などを調整することも可能だそうです。

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