奈良ホテルが「発酵フードアフタヌーンティー」「発酵」と「和」をテーマにバラエティー豊かなメニュー

古都・奈良を代表するホテルと言えば「奈良ホテル」(奈良市高畑町)です。1904、05年の日露戦争の勝利後、急増した訪日外国人への対応のため国策として建てられたホテルですから、その歴史は100年以上です。
雅な大和の街並みとの親和性も高く、瓦葺き建築で、内装は桃山風の豪奢・華麗な意匠で、重厚感溢れ、和洋折衷の美しい佇まいは今も変わらず魅力的。現代の都市型ホテルでは味わえない空間が広がります。

その「奈良ホテル」のメインダイニングルーム「三笠」で5月9日から6月30日まで、「発酵」と「和」をテーマにしたアフタヌーンティー「発酵フードアフタヌーンティー」が発売されます。

奈良ホテルでは通常、いちごやトロピカルスイーツなどの旬の食材を取り入れ、季節ごとのコンセプトでアフタヌーンティーを提供してしますが、今回は趣向を変え、地元の食材の良さを発信したいとの思いで、奈良と深いつながりのある「発酵」と「和」をテーマにしたアフタヌーンティーを開発したそうです。

ウェルカムティーは、ティーマスター考案のフルーツビネガーを使った初夏にぴったりのさっぱりした味わいのドリンク。
全4種のセイボリーには、奈良に都があった時代にできた発酵調味料「醤(ひしお)」や「奈良漬け」「五徳味噌」など奈良にゆかりのある発酵食材を使用。「醤餅」「奈良漬けと五徳味噌のピザ」「白味噌のアクセントの野菜のポタージュ」といったバラエティー豊かな料理にアレンジするそうです。

また、発酵フードの代名詞ともいえる「ヨーグルト」「黒酢」「チーズ」をアレンジしたスイーツにし、奈良の食材を使った「大和橘のメレンゲ」、「紅茶ゼリー」など全12 種のスイーツを王道の3 段スタンドで提供されます。

午前11:30からと午後1時半からの2部制で、いずれも30食限定。料金(税、サービス料込み)は6,500円(土日祝は7,000円)

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