初夏の気持ちいい季節となりました。こんな時は、街を散歩するのもいいものです。そんな時、「ハンバーガーを食べ歩きしたい」と思っても、既存のグルメハンバーガーはソースがこぼれたり、具材が壊れたりとなかなか難しいところもあります。

そうした中、鎌倉にこのほどオープンした「ぱんだっふるCAFÉ」（神奈川県鎌倉市小町２丁目11−11）が、地元など食材を活かし、〝こぼれない〟グルメハンバーガー「Wonder Bell Burger」を提供しています。

ただしこの店、吉野家ホールディングスグループの間借りマッチングプラットフォーム「シェアレストラン」を活用した店舗で、昼間だけの間借り営業です。

もともと「ぱんだっふるカフェ」は、キッチンカーで人気のワッフル店。店主の横山恵美香さんはかねてからグルメバーガーについて、具材やソースがこぼれて服を汚す、女性には食べにくい、もっと気軽に食べたいなどと思っていたそうです。

そこで思いついたのが「ワッフル調理」の活用。「ワッフルプレス機でパティと具材を挟めば手が汚れたり具材がずれたりする事を解消できるのでは？」と試作を続けたそうです。既存のバンズでは割れたり、うまくいかなかったりしたため、国産小麦100%のバンズを特注したそうです。

完成したこぼれないハンバーガーを初めて見たときに「鈴みたいで可愛い」という印象だったため、〝不思議な鈴〟という意味を込めて「Wonder Bell Burger」という名前になりました。

「Wonder Bell Burger」のパティの牛肉は木更津牛と葉山牛。野菜は房総野菜と鎌倉野菜を使用し、それぞれの地域で採れた食材でメニュー構成をしています。自家製のピクルスは食感のアクセントとパティの旨味を引き出す相乗効果を引き出しています。
定休日は木土日。営業時間は午前11時から午後5時。