日本企業のグローバル展開の悩みを解決 海外での雇用プラットフォーム提供の「Globalization Partners」

 

海外で事業を展開する-。日本企業にとって〝言うは易く行うは難し〟ではないでしょうか?

海外で事業を行うには、現地の人材が必要となりますが、まず現地法人を設立して、現地の法令を遵守しながら、その人材を採用する活動をしなければなりません。そもそも優秀な人材を独力で見つけることは容易ではありません。海外進出を考える企業にとっては、現地での人材確保は悩みの種になります。

しかし、そうした海外展開を進める企業への支援サービスもあります。それが国際的専門家雇用組織(PEO)と呼ばれるもので、中でも、世界有数のグローバル雇用プラットフォームを提供する米国企業「Globalization Partners」(グローバリゼーションパートナーズ)は先ごろ、人材採用の新しいソリューションの展開など日本企業のグローバル展開を支援する取り組みを強化する方針を発表しました。

現在、成長企業の多くは、非常に制約の厳しい労働市場において人材確保の課題に直面していますが、同社の特長は、同社と業務提携することで世界187の国々で、法令を順守しながら迅速に従業員を雇用できること。国際的な人材の雇用を進める場合でも、弁護士や銀行、その他のアドバイザーと調整する必要はなく、同社が数日で手続きを完了するそうです。

さらに、同社は先ごろ、人材採用の新しいソリューション「G-P Recruit」の提供も開始。同社の広範な求人パートナー企業ネットワークを活用し、世界中の主要市場で優秀な人材紹介スペシャリストを顧客に紹介するもので、企業は、採用地域、業種、職務分野、専門性や職歴といった条件を独自に組み合わせ、自社のニーズに最適な人材を見つけることができます。

業界をリードする単一のグローバル雇用プラットフォームを使って作業を進めることができ、カスタマーエクスペリエンスが統一されます。企業は世界中に子会社を設立することなく、人材の特定、雇用、入社、管理、退職手続きに至るまですべての人事プロセスを管理でき、法令順守の問題にも悩まされることがなくなります。

「G-P Recruit」は近く、日本を含めた新規市場、既存市場で段階的に展開する予定です。
さらに、日本企業の新規市場への国際展開の推進や、グローバル企業が日本市場に容易に進出できるよう、日本チームの拡張や大規模な投資を予定しているとのことです。

Globalization Partnersの創業者のニコール・シャヒンCEOは「私たちは日本市場での取り組み強化を通じて、さらに多くの日本企業のグローバル展開をサポートさせていただく機会を楽しみにしています」と話しています。

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