「他の人の答案を覗き見る」がカンニング方法のトップ  カンニングしようと思った人への調査で判明

試験でカンニングしようと思った方法のトップは「他の人の答案を覗き見る」。次いで「カンニングペーパーを用意する」-。
一般財団法人全日本情報学習振興協会が実施した「『カンニングする人の心理』に関する調査」で、こんな結果が分かりました。

調査は、資格試験や国家試験でカンニングしようと思ったことがある人を対象にインターネットで実施、1057人が回答しました。

「カンニングをしようと思った動機として、一番近いものはどれか?」と質問したところ、「絶対に合格したかったから」が50.1%で最も多く、次いで「試験は結果だけが重要だと思っているから」が20.3%、「悪いことだと知りつつも楽をしたかったから」が14.8%などとなりました。

「どのような方法でカンニングしようと思ったか」(複数回答可)との質問では、「(試験中の)他の人の答案を覗き見る」が58.8%でトップ。次いで「カンニングペーパーを用意する(手にメモなどを含む)」が35.4%、「(試験中の)他の人に教えてもらう」が7.9%などとなりました。

さらに具体的なカンニング方法を聞いたところ、「お金を払って替え玉受験をする(30代/男性/徳島県)」、「シャープペンシルの中にカンニングペーパーを入れる(30代/女性/愛知県)」、「電子辞書持ち込み可能な試験で、電子辞書のメモ機能にカンニングペーパーを作っておく(30代/男性/北海道)」、「試験問題を撮影してツイッターに投稿し、解答を依頼する(40代/女性/三重県)」といった声があったそうです。

また、試験監督のどんな振る舞いがカンニングの実行を左右するかについては「明らかに緩そうな監督で、ブラブラ見回りして視界から外れたら(30代/男性/宮城県)」、「見回っている時に、自分の列ではないところを歩いていたら(40代/男性/千葉県)」、「背中を向けたり、教壇でぼーっとし始めたりしたら(40代/女性/岡山県)」、「試験監督が見える位置にいて、他に注意が向いていたら(50代/男性/東京都)」などの声が挙がったそうです。

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