〝東京の奥座敷〟 新しい楽しみ方って? 高尾山の新ホテルで、たき火ディナーにワーケーションも
- 2021/4/14
- トラベル
〝東京の奥座敷〟といえば高尾山。都心からわずか1時間で行け、豊かな自然も満喫できる上、最近は、ミシュラン観光ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で3つ星評価となったこともあり、人気が急上昇しました。そんな高尾山に新しいホテルが開業します。これまでは日帰り登山が楽しみ方の定番でしたが、新ホテルの開業で高尾山の楽しみ方がぐんと広がりそうです。
7月17日に開業するのは高尾山口駅前体験型ホテル「タカオネ」で、コンセプトは「過ごす時間そのものが、アクティビティのような一つの体験として楽しめること」だそうです。
地上5階で、客室は28室のこじんまりしたホテルですが、周囲の木々に溶け込んだようにホッとする空間を提供。「ホテル」や「飲食」というホテルの機能はもちろんですが、新しい高尾山の楽しみ方としては「アクティビティの拠点」として利用すること。
「日帰り登山」では味わえない時間を楽しむことができ、例えば中庭で薪を割って火を起こし、みんなでワイワイガヤガヤ食事をつくる焚き火ディナーをしたり、朝日を見に行く裏山サンライズハイクツアーを企画したり、街と山を巡る高尾ローカルツアーに出かけたりと、「登山」とか「アウトドアスポーツ」といった枠に捉われない時間を過ごせば、それが新しい高尾山の過ごし方になりそうです。
特に、都心からのアクセスが抜群であることから、ワーケーションでホテルを利用しながら、急なリアルな打ち合わせなどが飛び込んでも、都内にすぐに出られます。
東京であっても、都心とは全く違う空気を吸いながら、リフレッシュしたり仕事をするのが、これからの高尾山の楽しみ方かもしれません。