インバウンド向け〝相撲エンタテインメントショーホール〟 24年夏、大阪ミナミに「THE SUMO HALL HIRAKUZA OSAKA」開業

日本の伝統文化と言えば相撲。紀元前23年(垂仁天皇7年)に、野見宿禰(のみのすくね)と當麻蹶速(たいまのけはや)が天皇の前で力比べをしたことが起源とされ、その〝対決〟は日本書紀にも記述されているそうです。
もちろん、力比べをすることは人間社会では全世界どこでもあるでしょうが、その力比べが、塩を撒いたり、四股を踏んだりする〝神事〟と深くかかわるなど〝相撲道〟まで高めたのが日本ということになるでしょう。

現在は、もはや外国人力士の活躍がないと相撲の面白さも失われてしまうのかもしれませんが、それでも日本の相撲が〝相撲道〟であるかぎり、日本の伝統文化であることは間違いありません。

そんな相撲をインバウンド向けのエンタテインメントショーとして上演する「THE SUMO HALL HIRAKUZA OSAKA(ザ・スモウホール ヒラクザ オオサカ)」が2024年初夏、大阪ミナミの商業施設「なんばパークス」にオープンします。

「THE SUMO HALL HIRAKUZA OSAKA」は、食事を楽しみながら英語進行する相撲ショーを観覧するだけではなく、実際の土俵(ステージ)で力士(元力士)たちとの触れ合いや、記念撮影など体験型のエンタテインメントが提供されるそうです。
約60分のパフォーマンスは、オープニングアクトに続き力士が登場。MC(司会者)による英語での相撲の文化・歴史やルール解説の後、迫力満点の取組やぶつかり稽古などを実演するそうです。見るだけではなく、土俵に上がっての稽古や力士に挑戦など実際に体験もできます。

約30分のフリータイムでは、力士と一緒に記念撮影が可能。食事は日本らしさを感じる和食弁当を提供し、オプションでハラール・ヴィーガン対応や高級懐石弁当も選ぶこともできるそうです。

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