セイコー腕時計110周年記念の限定モデル 国産初の腕時計「ローレル」のデザインをオマージュ

「セイコーウオッチ」は10月7日から、セイコー腕時計110周年記念として、国産初の腕時計「ローレル」をオマージュし、そのデザイン要素を取り入れた数量限定モデル全11機種を発売します。
「プレザージュ」「プロスペックス」「アストロン」「5スポーツ」「ルキア」「セレクション」の6ブランドで、いずれも初代「ローレル」の特徴をデザインに盛り込んでいます。

セイコーは1881年、時計の修繕と販売から事業を開始し、1892年に掛時計の製造に着手。大正初期、懐中時計が主流の時代から腕時計の時代に備え、腕時計の試作・研究を続け、1913年に国産初の腕時計「ローレル」を完成させています。
「ローレル」は日本の機械技術や産業の発展に寄与し、2014年には日本機械学会より「機械遺産」に認定され、次世代に伝えていきたいものの一つに選ばれています。

その初代「ローレル」は白いダイヤルで、「12」の数字に配された赤の差し色、ブラウンのレザーストラップが特徴。今回は、これらのデザイン要素を11モデル共通で取り入れ、展開するそうです。

世界に向けて日本の美意識を発信するメカニカルウオッチブランドとして高い評価を得ている「セイコー プレザージュ」。「クラフツマンシップシリーズ SARW071」は、ダイヤルに初代「ローレル」と同じく、琺瑯(ほうろう)を採用。製造難易度の高い琺瑯ダイヤルは、琺瑯職人の横澤満氏監修のもと焼き上げられているそうです。
初代「ローレル」で使用しているアラビア数字の書体や12時の赤の差し色を忠実に取り入れ、時代を超えて愛されるデザインを現代風に表現しています。

「セイコー プロスペックス」の「スピードタイマー SBER009」は、 1/100秒単位で経過時間を計測できるストップウオッチ機能を備え、時刻表示と積算表示を完全に独立させて視認性を高めたダイヤルレイアウトが特徴のソーラークロノグラフモデル。初代「ローレル」のカラーリングにある赤を、ストップウオッチの針に採用。「スピードタイマー ソーラークロノグラフ1/100秒計測」では初となる、レザーストラップが付属するそうです。

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