静岡市美術館で「さくらももこ展」 代表作から愛用品まで約300点を紹介

静岡市美術館(静岡市葵区紺屋町)で8月23日まで、〝国民的まんが〟「ちびまる子ちゃん」の作者で静岡市出身のさくらももこさん(1965-2018年)の原画や手書き原稿、愛用品などを展示する「さくらももこ展」が開催されています。

さくらももこさんは、1965年5月8日静岡県静岡市清水区(旧清水市)生まれ。1984年「教えてやるんだありがたく思え!」でデビュー。86年に漫画雑誌「りぼん」で「ちびまる子ちゃん」の連載を開始しました。

89年には同作品で第13回講談社漫画賞受賞、90年には作詞をした「おどるポンポコリン」が日本レコード大賞ポップス・ロック部門で受賞したほか、91年には初エッセイ「もものかんづめ」がベストセラーになるなど、多彩な活動をしました。

「さくらももこ展」では「ちびまる子ちゃん』や「COJI-COJI」、1984年のまんが家デビュー作「教えてやるんだありがたく思え!」などの原画のほか、ベストセラーのエッセイ「もものかんづめ」の手書き原稿、初展示となる関連原画や愛用品など約300 点が紹介されています。

展示は「序章『さくらももこができるまで』」、「1章『ももことちびまる子ちゃん』」、「2章『ももこのエッセイ』」、「3章『ももこのまいにち』」、「4章『ももこのナンセンス・ワールド』」、「5章『ももことコジコジ』」、「終章『アトリエより』」の構成となっており、デビュー前から作品「ちびまる子ちゃん」、エッセイなど数々のヒット作を生み出した軌跡を振り返り、全作品に迫ります。

観覧料は一般1,300(前売り1,100)円、大高生・70歳以上900(同700)円、中学生以下無料。

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