地域住民の困りごとの解決図る実証実験 ドコモ、NTT Com、仙台市がデジタル技術を活用

「NTTドコモ」、「NTTコミュニケーションズ」、宮城県仙台市がこのほど、困りごとを抱える地域住民と、困りごと解決サポーターをマッチングすることで、困りごとの解決を図る実証実験を開始しました。

少子高齢化の急速な進展で、地域では生活上のさまざまな困りごとを抱える住民が増えることが想定されています。
こうした中、三者が連携して、それぞれの強みを活用・補完し合うことで、デジタル技術を活用した地域課題の解決とウェルビーイングの更なる充実をめざすために実証実験をスタートしたそうです。

実験は7月31日まで、仙台市太白区八木山で実施。地域住民が抱える困りごとと、それを解決する困りごと解決サポーターを募り、両者のマッチングを実施するものです。

地域住民が抱える困りごとはオペレーターが収集し、コーディネーターがデジタルプラットフォームに登録。自身の持つスキルやノウハウを活かし地域住民の困りごとを解決する困りごと解決サポーターが、地域住民の困りごと解決に手を挙げることでマッチングを成立させます。

持続可能な仕組みを構築するため、実験に参加した地域住民と困りごと解決サポーターから実験に対するフィードバックを募り、取り組みの有用性を評価します。

また、地域住民から困りごとを収集するにあたり、独自のスマホ教室を実施し、実験の認知向上や、困りごとを相談しやすい環境作りを推進。スマホ教室では、シニア世代に特化したオリジナルのテキストをもとに、参加者それぞれの興味分野に応じ個別指導に近い形で丁寧にレクチャーするそうです。

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