日本最古のウニ商が「雲丹のアヒージョ」ワインなどのつまみで手軽にウニの味わいを

ウニというと日常的に楽しむ人は少ないようですが、そのウニを手軽に楽しめるようにと、日本三大珍味「汐うに」発祥の店「天たつ」(福井県福井市)が10月1日から新商品「雲丹のアヒージョ」を発売します。

「天たつ」の創業は文化元年(1804年)。からすみ、海鼠腸(このわた)と並んで、日本三大珍味と称される天たつの「越前仕立て汐うに」は、天たつ三代目の天野五兵衛が、当時の福井藩主より日持ちのする雲丹を創るように命じられ考案。その製法を越前海岸一帯に広めたそうです。

「雲丹のアヒージョ」は20代から30代前後の若い世代の消費者が、友人や家族とシェアして新しい食の感動を共有する場面をイメージして開発。調理不要で手軽に食べることができ、産地や、つくり手のぬくもりが感じられる質の良い雲丹製品の提供を目指したそうです。

国産のウニの味わいを最大限に引き出すため、添加物を加えず、ごくシンプルな原材料だけを使い、具材感たっぷりに仕上げちるそうです。びんから出して、そのままワインやシャンパンのおつまみなどに楽しめます。

また、フライパンで弱火でゆっくりと温めると、さらに美味しく柔らかくなるそうです。ウニの香りが、サクッとしたバケットや、チーズ、ワインに好相性。フライパンに残ったオイルには、香りと旨味が凝縮しているので、そのままパスタと絡めると美味しいウニパスタができます。

これまで同社の製品は和食や日本酒に合わせるイメージが強かったため、同社は「雲丹のアヒージョ」で、パンやパスタ、ワインなど現代の多様な食文化に合わせた食の提案を行っていくそうです。

内容量は35グラム(ウニ20グラム、オイル15グラム)で、価格は3,996円(税込み)。

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