未来の時間の使い方をデザインできる腕時計 しるしを打って時間の価値を見つめ直す

プロダクトデザインを行うデザインユニット「U+O」は、直感的に時間の使い方をデザインできる腕時計「10watch」を「Makuake」で販売しています。時間に追われる現代人が、時間の価値を改めて見直しできる腕時計となっています。

「10watch」は、未来の時間をデザインするための腕時計で、「時間の使い方」が多様化する現代社会で、誰もがシンプルに時間を管理できる腕時計はつくれないか、時間の価値を改めて見つめ直していくことを目指して生まれたそうです。

ベゼル部分に「しるし(点)」が施されており、これを自由に回転させることで「時間にしるしを打つ」ことができ、時間を区切ったり、予定の時刻としたりと、誰でも簡単に感覚的に時間の使い方をデザインできるように設計されています。

最近は、スマートウォッチに代表される現在時刻だけを数字で表示するデジタル腕時計が流行っていますが、それらは「時間に追われているような感覚」をユーザーに与えると言われています。

これに対し「10watch」 は、時間に自分だけのしるしを打つことができるため、経過時間や残り時間といった、デジタル腕時計にはない感覚的な時間量を手触り感のある状態で把握できます。時間の境界が曖昧で、時間に追われている感覚を持つ現代人の時間管理にぴったりの腕時計となっています。

敢えてベゼルを回転させるというアナログな行為で、過去や未来と比較したかたちで「今この瞬間」を意識できるようになるため、時間の有意性に対しても落ち着いて向き合うことができるそうです。

また、ユーザー目線の設計を目指し、ベゼルに施された点がよく見えるように、その他のデザインはとにかく目立たないようにまとめています。そのために細心のデザインバランスを考え、「こだわっていないように見せることに、こだわる」にたどり着いたそうです。

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