「神戸ポートピアホテル」が「ポートピア産純粋はちみつ」発売 SDGsの取り組みとしてホテル敷地内で養蜂

神戸市の人口島ポートアイランドにある「神戸ポートピアホテル」は、ポートアイランドで初めて、養蜂で採取したはちみつを発売しました。

同ホテルの養蜂の取り組みは、近隣の生態系保全への貢献や地産地消、食育といったSDGsの取り組みの一つとして、社内公募企画でスタート。
2022年はトライアルとして、ホテル敷地内の一角に2群の巣箱を設置、2022年5月上旬から7月上旬にかけて150キロ以上のはちみつの採取に成功したそうです。

ミツバチを飼育する養蜂は、植物の繫栄を促しCO2削減の一助となるなど、SDGsの目標のうちの目標13(気候変動に具体的な対策を)や目標15(陸の豊かさも守ろう)につながるとされています。

ポートアイランドは41年前、神戸市の須磨高倉の山を切り拓き、「山、海へ行く」と形容されたその土砂で作られた人工島。しかし、木々や公園も多く、中央緑地のビオトープにはさまざまな生き物も生息しており、豊かな自然環境を形成しているそうです。

発売した瓶詰めのはちみつは、くせがなくさっぱりとした味わいで、ほんのりと花の香りが広がるそうです。今後は、採取したはちみつを使ったメニューなどを商品化していく方針です。

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