JR東日本とKDDIが「TAKANAWA GATEWAY CITY」で共創データ基盤の構築で魅力ある分散型スマートシティを実現

「JR東日本」と「KDDI」は連携して、「TAKANAWA GATEWAY CITY」で、街の設備や街の人に関するデータを収集・分析するデータ基盤(都市OS)の構築を通して、新たなサービスの創出を可能にするまちづくりを進めます。

街の施設・人に関するデータや両社の自社データをかけ合わせ、デジタル上でシミュレーションを行いリアルの街にフィードバックするデジタルツインを実施。それにより生まれる新たなサービスを日本・世界に発信し、人口減少や環境問題などのさまざまな社会課題を解決する分散型スマートシティの実現を目指します。

KDDIは分散型スマートシティの実現を自らが実践し加速させるため、2025年春に本社を「TAKANAWA GATEWAY CITY」に移転するそうです。

JR東日本とKDDIは2020年12月、場所や時間にとらわれない多様な働き方やくらしを創出する新しい分散型まちづくり「空間自在プロジェクト」の実現に向け基本合意書を締結。
すでに22年10月から、離れていても同じ場所にいるかのようにチームでのコミュニケーションが可能になる「空間自在ワークプレイスサービス」の提供などを進めています。

都市OSとは、街の設備データ、街に関わる人(住む人・働く人・訪れる人)のデータなど異なる分野のあらゆるデータを収集分析し、分野をまたがってデータを活用し合えるプラットフォーム。
「TAKANAWA GATEWAY CITY」では都市OSを活用し、街から得られるデータに加えて、JR東日本が持つ鉄道や駅のデータやKDDIが有する人流データなどを収集しデジタルツイン上で分析することで、①街に関わる人に快適なサービスの開発➁防災シミュレーションを活用した強靭なまちづくりの推進➂ロボットを活用したサービスの開発-を進めます。

また、「高輪ゲートウェイStartup Program with JR東日本 × KDDI」もスタートさせ、スタートアップ企業とのサステナブルな事業共創を推進するそうです。

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