やっっぱり飲食店でも喫煙したい! 喫煙者の飲食店に関する意識調査

喫煙者の33.4%は、飲食店を選ぶポイントとして「喫煙できる」ことと考えている-。
高性能喫煙ブースを販売する「エルゴジャパン」が実施した喫煙者に対する飲食店に関するアンケートで、こんな結果が分かりました。

調査は、東京都在住の喫煙者605人(男性437人、女性168人)を対象にインターネットで実施。2020年4月の健康増進法の改正で、飲食店では完全禁煙も進んでいます。その中で、喫煙者は実際にどう受け止めているかを探っています。

調査で、「飲食店を選ぶ際に重視するポイント」を聴いたところ、「食事の味」が最も多く77.4%。次いで「価格」68.8%と続き、33.4%が「喫煙ができる」を挙げました。食事の質や価格には劣りますが、喫煙者にとって喫煙できる場所が店選びの重要なポイントとなっていることは間違いないようです。

また、「飲食店を選ぶ場合、どの喫煙環境を選ぶか」との質問では、「喫煙室」が35.2%とトップ。「店の外に喫煙スペースがある」が12.4%、「禁煙の飲食店」が10.2%、「あまり気にしない」が40.3%となり、何らかの分煙対策をしている店を選ぶ人が半数近くに上ることが分かりました。

「喫煙ができる飲食店に非喫煙者と行った際に気をつけるべきこと」を聴いたところ、「なるべく吸う本数を減らす」という配慮が39.5%で最も多く、次いで「煙がかからないようにする」、「喫煙回数を減らす」、「臭いを持ち帰らないようにする」といった点が続きました。いずれにしても非喫煙者への配慮をする人の合計は、71.9%にも上ったそうです。

関連記事

ページ上部へ戻る