富士山に一番近い鉄道が「富士山麓電氣鐡道」に 富士急行から分社、記念イベント、キャンペーンも

季節により、また1日の時間によりその光景が変化する富士山は、河口湖などもあわせて、これから本格的な観光シーズンを迎えます。

そんな富士山ですが〝富士山に一番近い鉄道〟として知られるのが富士山周辺で運輸、観光を中心に展開する「富士急行」が運行、大月駅から河口湖駅までの26.6キロを走行する「富士急行線」です。

この「富士急行線」が4月1日に「富士急行」から分社化し、1926年の創立当時の社名を復活させ、新会社「富士山麓電気鉄道株式会社」で運転をスタートします。

イベント、キャンペーンの目玉は3月31日の夜間に運行する富士急行としての最終列車と、富士山麓電気鉄道としての始発列車に乗車する日付跨ぎの特別ツアー「富士急行→富士山麓電鉄ミッドナイトツアー」。ゲストには鉄道イラストレーター「始発ちゃん」も登場し、新社名へと変わる瞬間に立ち会うことが出来るプレミアムイベントです。

大月駅集合3月31日午後10時半に集合し、解散は4月1日午前6時半。記念参加証、オリジナルヘッドマーク、軽食弁当、特急フリーきっぷなどが付いて参加費22,360円で、

また4月1日には、富士山麓電気鉄道創業当時の写真や、富士急行線の思い出エピソード、沿線風景を車内に飾り付けた記念車両「思い出ギャラリートレイン」の運行開始を、沿線自治体のマスコットキャラクターたちと共に祝う出発式も行われます。

「思い出ギャラリートレイン」の出発式は富士急行線「河口湖駅」3番線ホームで、午後2時~2時半。2時半発の電車が対象で、キャラクターグリーティング、記念撮影、駅長合図による電車出発などが行われるそうです。

このほか、「富士山麓電気鉄道 子ども(小学生)電車無料デー」「親子で楽しむ『電車を近くで見てみよう!』」などのイベントも行われます。

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