地域経済やSDGsを楽しく学ぶ新感覚ボードゲーム 「みんなのまちづくりゲーム in cities」

少子高齢化の進展などで地域経済の衰退が懸念されています。そうした中で、地域経済や地方財政の仕組みを擬似的に体験でき、地域経済やSDGsを学べる新感覚ボードゲーム「みんなのまちづくりゲーム in cities」が誕生しました。

横浜国立大学の地域連携推進機構地域実践教育研究センターと東日本大震災で甚大な被害が出た宮城県南三陸町で活動する一般社団法人「南三陸研修センター」の共同開発で、3月31日まで、クラウドファンディングサイト「GoodMorning」で先行販売しています。

ゲームでは、チームで地域の経済や行財政の仕組みを学びながら、自分たちが住みたいと思える、まち・地域を実現するためにどのようなアクション・政策が効果的なのかシミュレートすることができるそうです。
ゲーム上で数年間分(3〜5年が目安)のプレイを実施することで、まちがどのように変化していくのかを理解することができりようになっています。

具体的には、ゲームをプレイするだけで、地域経済や、地域とSDGsの関わり、人口と環境など、まちづくりの要素が自然と体感できるほか、地域内経済循環と役場、域外とのお金の流れなどを学ぶことが可能。
また、オリジナルの政策やアクションカードを作成し、オリジナルのまちづくりができたり、目標に向かってチームで議論をすることが欠かせないので、ゲームを通してチームビルディングをすることができたりするそうです。

また、付属のブックレットを読むことで、ゲームの前提となる「地域経済」「地方財政」における課題を学ぶことも可能です。

ブックレットは「地域をめぐる経済事情」「地域を支える公共部門」「ゲームの流れとルール」の3章立てで、「地域をめぐる経済事情」は横浜国大の池島祥文准教授、「地域を支える公共部門」は伊集守直教授が解説しています。

4月上旬以降は特設Webサイトで一般販売も始まるそうです。

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