新宿で「大切な人が被災したときに、自分にできることが見つかる写真展」  「自分は何をできる?」を考える機会に

地震や豪雨など災害はいつ、どこでやってくるか分かりません。2020年7月3日から31日にかけて、熊本県を中心に九州や中部地方など日本各地で発生した「令和2年7月豪雨」、いわゆる「熊本豪雨」では球磨川水系が氾濫し、球磨村にある特別養護老人ホーム「千寿園」が水没するなど、熊本県を中心に計84人がなくなりました。

新型コロナウイルス感染症という未知の疫病が流行する中での豪雨災害は、改めて防災や減災の重要性を私たちに知らせることとなりました。

その熊本豪雨をテーマとした「大切な人が被災したときに、自分にできることが見つかる写真展」が2月4日から6日まで、東京・新宿の「ひらやないえ」で開催されます。 「現地に行けなくてもできることがある、自分だからこそできることがある」。そんな思いを知ってもらおうと、熊本豪雨の復旧支援のための基金の立ち上げなど、現地ボランティアにはいけない人が遠隔でできる支援の仕組み作りなどを手がけた「一般社団法人BRIDGE KUMAMOTO」(熊本市)の主催です。

写真展は「想像する部屋」、「自分にできることのヒントが見つかる部屋」、「シェアする部屋」の3つの部屋に分かれて展示されています。

「想像する部屋」は、現地カメラマンによる被災地の写真の展示や、現地ビデオグラファーによる被災地の様子を映した動画の放映。

「自分にできることのヒントが見つかる部屋」では、「BRIDGE KUMAMOTO」の過去の支援事例の展示や、現地ボランティアのインタビュー映像。「シェアする部屋」では、入り口で撮影したチェキに「自分にできること」を書いて壁に貼り付け展示するそうです。

また、3つの部屋を進んだ人には、数量限定で書籍「大切な人が被災したときに、自分にできることが見つかる本」のプレゼントがあるそうです。 開催される「ひらやないえ」の住所は、東京都新宿区新宿4ー17ー6。暖簾のかかった一軒家だそうです。

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