「アフリカへ質の高い教育を支援するプロジェクト」 セイコーエプソンの欧州統括会社などが展開

「セイコーエプソン」の欧州統括会社「Epson Europe B.V.(EEB)」はこのほど、「World Mobile Group(ワールドモバイル)」と共同し、アフリカの学校で質の高い教育環境を提供するプロジェクトを立ち上げました。

現在、インターネット接続環境を持たない人々が、世界の約半数にのぼると言われ、一部の人々は教育や銀行、医療などを十分に利用できないといった問題を抱えています。

同プロジェクトは、インターネット環境の整備などを手がける「ワールドモバイル」が学校内のネットワーク接続環境を整え、「EEB」がエプソン製のインクジェットプリンターとプロジェクターを提供するスキーム。

SDGs(持続可能な開発目標)17の目標のうち、「4.質の高い教育をみんなに」や、「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」、「17.パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献することになるそうです。

すでに、アフリカ東海岸にあるザンジバルで約700名が通う学校など複数校に向け、「ワールドモバイル」社はワイヤレスネットワークを導入、エプソンはインクジェットプリンター(ET-4700)と、プロジェクター(EB-982W)を提供し、教育環境の整備を行ったそうです。

今後は、タンザニアを皮切りに、アフリカにおける対象地域を拡大するとともに、プロジェクトに参加するパートナーを増やしていく方針とのことです。

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