あのロマンスカーが自販機でよみがえった!? 海老名駅隣接のロマンスカーミュージアム前に設置

「小田急電鉄」のロマンスカーと言えば、ちょうど高度成長期に運転席が2階にあり、最前部に展望シートがある車両「NSE(3100形)」が登場、子どもたちの憧れの的になりました。

考えてみれば「ロマンスカー」とは、とてもオシャレな名称だと思います。今や、〝時代〝も感じられますが、「恋愛」と結びつくような名前を電車に付けるとは、進んでいたのではないでしょうか。とはいっても、実は、かつては小田急電鉄の〝専売特許〟ではなく、多くの私鉄が利用していた名前だそうです。

そんなロマンスカーですが、「ダイドードリンコ」はこのほど、「小田急電鉄」の時代を彩った「ロマンスカー」をデザインしたオリジナルラッピング自動販売機を、小田急線海老名駅に隣接するロマンスカーミュージアム前に設置しました。

今年開業したロマンスカーミュージアムをさらに盛り上げようと企画されたもので、自販機のラッピングデザインは、これまで活躍したロマンスカーのうちNSE(3100形)、LSE(7000形)をモチーフにしたもの。

「ロマンスカーNSE(3100形)」は運行期間が1963~1999年で、小田急線で初めて展望席と2階の運転席を導入した車両。「ロマンスカーLSE(7000形)」は、運行期間が1980~2018年で、流れるような直線と曲面のスタイリングが特長の車両でした。いずれも、多くのロマンスカーファンを作り出した車両です。

自販機はその2つの車両の正面、側面に加えて、背面にも車両連結部のデザインを施しており、ロマンスカーミュージアムを訪れた人の目を楽しませてくれそうです。

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