冬の奥入瀬渓流で大自然の芸術を見る「氷瀑ツアー」 昼と夜の顔を楽しむ

「氷瀑(ひょうばく)」という言葉を見聞きしたことはあるでしょうか? 辞書を開くと「氷瀑」は、「滝が氷結すること」「氷結した滝のこと」と書かれています。寒さが厳しいところではないとなかなか見ることのできない自然現象ですが、その景観は、大自然が織りなす芸術と言えるでしょう。

最近は、その寒さに耐えながら、トレッキングをしながら氷瀑を鑑賞するといったツアーもあるようです。

「十和田奥入瀬観光機構」(青森県十和田市)が12月17日から2022年3月6日の期間で実施する「奥入瀬渓流氷瀑ツアー」もその1つです。

このツアーは、2017年度から始まって今年で5年目。青森県十和田市から「冬季観光充実・強化事業」の委託を受けた「十和田奥入瀬観光機構」が主催するバスツアーとして、毎年人気となっています。

十和田湖から焼山までの約14kmにわたって流れる「奥入瀬渓流」は十和田八幡平国立公園内に位置し、特別保護地区に指定されています。冬になると、渓流の随所にある滝は極寒の寒さのなか凍り付き、水が流れたまま時を止めたような大迫力の氷瀑や氷柱となります。奥入瀬の冬景色をネイチャーガイドと一緒に巡るこのバスツアーでは、日中は白銀の景観を、夜はライトアップした氷瀑や氷柱を鑑賞します。

十和田湖から焼山までの約14キロにわたって流れる「奥入瀬渓流」は、十和田八幡平国立公園内にあり、特別保護地区に指定されています。渓流の随所に滝がありますが、冬になると極寒の寒さのなか凍り付き、水が流れたまま時を止めたような大迫力の氷瀑や氷柱となるそうです。

ツアーは日中と夜間が用意され、日中は白銀の景観を、夜はライトアップした氷瀑や氷柱を鑑賞できます。ナイトツアーでは、専用のライトカーがツアーバスと一緒に運行し、奥入瀬渓流の氷瀑や氷柱など5か所をライトアップ。鑑賞するスポットごとに、ライトアップの演出コンセプトがあり、光の色や変化を楽しむことができます。

ツアーは市街地・焼山発着などで料金は大人3,000円、子ども(小学生)1,500円。

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