京都の夏を優雅に楽しむ催し「京のお囃子舟」 「星野や京都」で嵐峡に響き渡るコンチキチン

京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」で6月17日、18日、24日、25日の4日間、京都の夏を優雅に楽しむ催し「京のお囃子舟」が開催されます。

京都の夏の風物詩である祇園祭では、祇園囃子の象徴である鉦の音コンチキチンが聞こえますが、「京のお囃子舟」は、街中の祇園囃子とは違う風情で、嵐峡に響き渡るコンチキチンの音色を聴くことができる催しです。

京都の夏の風物詩である祇園祭は、疫病退散祈願の祭り。星のや京都では参加者の災厄除去を願って、街を練り歩く山鉾巡行のように囃子方を乗せた屋形舟が大堰川を遡ります。
2021年から開催し今回で3回目を迎えますが、参加者から「嵐峡に響き渡るお囃子の音色が格別だった」「鷹山の復興や鷹山保存会の取り組みを知り今後も応援したい」といった声が多く、今年も開催することになったそうです。

「星のや京都」が位置する奥嵐山は、風光明媚な自然が今なお残り、夏には青もみじと翡翠色の大堰川が織り成す嵐峡の景色に包まれる場所といえます。
祇園囃子は囃子方を乗せた屋形舟で演奏され、鉦や笛で奏でられる京都の夏の音色が渓谷に響き渡ります。平安貴族も愛でた嵐峡の自然の中で奏でられる祇園囃子の音色を、優雅に楽しむことができます。

祇園囃子は鉦、笛、太鼓で構成されており、山鉾が街を練り歩く山鉾巡行の際には、山鉾の上に数十人が乗って演奏されます。「京のお囃子舟」では、鉦の演奏の方法を習い、実際に舟上の囃子方との合奏も。囃子方の一員になったかのような気分で祇園囃子を奏でることで、京都の夏の風情をより一層味わえます。

また、祇園祭では、笹の葉で作られた手作りのお守りである粽が授与されます。「京のお囃子舟」でも、祇園祭の雰囲気を感じられるように、お守りの粽と同様に厄除けの意味合いを持つ、和菓子の粽が用意されます。
宿泊者が対象で参加料は無料。

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