雪に囲まれた酒場で会津の地酒を味わう「雪ん中酒場」 「磐梯山温泉ホテル」で1月27日から

福島県の磐梯山の麓に位置するリゾートホテル「星野リゾート 磐梯山温泉ホテル」(福島県磐梯町)に2024年1月27日から2月25日まで、雪原に佇む酒場「雪ん中(ゆきんなか)酒場」がオープンします。
雪を使って作られた酒場で、雪で作られた灯籠やライトアップされた酒瓶の明かりを眺めながら、酒処会津の酒や会津の味噌で味をつけ七輪で炙る「みそ田楽」など会津の食文化を堪能できます。

「雪ん中酒場」は、ゲレンデ目の前に位置し、真っ白な雪原に佇み、スキーやスノーボードを楽しむ日中の賑やかさとは変わり、雪で作られた灯篭や日本酒瓶のランタンで優しい明かりに包まれ、夜の静けさを感じる空間となるそうです。

福島県は、日本で有数の酒処。特に磐梯山温泉ホテルがある会津地域は酒蔵が多く、県内の酒蔵の約半数にあたる31蔵があるそうです。
「雪ん中酒場」では、室温約2度、湿度約90%に保たれた雪室のなかで熟成された「雪中貯蔵酒」を提供。安定した雪室の中で熟成された酒は、程よく角がとれ、まろやかな味わいが特徴で、2年ものや3年ものなど長期熟成されたものもあり、熟成期間による味の変化を楽しめます。

会津は、江戸時代以前より5つの街道が通り、多くの旅人が行き交い、街道沿いには、茶屋が立ち並び、様々な料理が提供されていた歴史があります。
中でも「みそ田楽」は、「饅頭のてんぷら」、「棒たら煮」とともに、会津の三大茶屋料理と呼ばれ、旅の途中の小腹を満たすおやつとして親しまれてきたそうです。
「雪ん中酒場」では、七輪で自分で炙る「みそ田楽」の中でも会津らしい「しんごろう」を提供。半つきのご飯を丸め、じゅうねん味噌を塗った会津の郷土料理「しんごろう」は、香ばしい味噌の香りが特徴的で、甘じょっぱい味噌の味は、日本酒のあてにもぴったりだそうです。
日本酒は一合1,000円から。しんごろう3本セットは1,000円。

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