日本の祭り知名度1位は「青森ねぶた祭」  でも、4割は「ねぶた」の由来知らない

日本の祭りの知名度トップは「青森ねぶた祭り」、2位は徳島の阿波おどり-。
新型コロナウイルス感染症の影響で多くが中止となっていた祭りですが、今年は全国各地で開催が予定されています。そうした中で、阪急交通社がこのほど実施した祭りに関する調査で、こんな結果が分かりました。

調査は、今年4月に実施。全国、20代以上の男女を対象にWebアンケートで実施、有効回答数561人でした。
調査した祭りの対象は阪急交通社が今年ツアー催行を予定している祭りの中から選んだものだそうです。

調査によると、祭りの知名度1位は「青森ねぶた祭」で、2位は徳島の「阿波おどり」、3位は京都の「祇園祭」、4位は「仙台七夕まつり」、5位は高知の「よさこい祭」などとなったそうです。

青森ねぶた祭は、「ねぶた」と呼ぶ巨大な灯篭を乗せた山車が練り歩く祭りで、武者、鬼などが描かれた立体的な造形は芸術的で、その迫力に圧倒された人も多いと思います。

知名度としてはトップとなった「青森ねぶた祭」ですが、調査で「ねぶたの意味や由来を知っているか」との質問では「よく知っている」は10.0%、「なんとなく知っている」が25.3%、「あまり知らない」が25.0%、「全く知らない」が39.8%だったそうです。

「よく知っている葉」は10%でしたが、実は、「ねぶた」の正確な由来については分かったいないそうです。七夕祭りの灯籠流しの変形だろうと言われているそうですが、「ねぶた」の名前の由来としては、「眠り流し」(眠気を払う行事)からきているという説が有名だそうです。

「青森ねぶた祭」も含めて、東北ではこれから「青森ねぶた祭」「秋田竿灯まつり」「仙台七夕まつり」「山形花笠まつり」という夏の祭りのシーズンを迎えます。東北4大夏祭りをすべて楽しむのもいい思い出になりそうです。

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