海洋環境考える「バービーうみとともだち」 海洋プラスチックのリサイクル素材で

最近「海洋プラスチック」が注目されています。ペットボトルなどの海洋プラスチックは海を汚染するだけでなく、海洋生物にも大きな影響を与えています。もし現状がこのまま続けば、海洋資源の持続性さえ確保できなくなるかもしれません。

そんな地球レベルの課題を解決に向けてファッションドール「バービー」が動きました。米国マテル社の日本法人「マテル・インターナショナル」は、海洋プラスチックのリサイクル素材を使用した「バービー うみとともだち(英語名Barbie Loves the Ocean)」シリーズをこの夏に発売するそうです。

バービー史上初となる海洋プラスチックのリサイクル素材を使用したファッションドールシリーズ。発売するのは「フラワーサンドレス」、「ビーチパラソルセット」、「ビーチバレーセット」、「ジューススタンド」の4商品で、トイザらス限定販売となります。ドールは90%海洋プラスチック由来の再生素材、プレイセットなどは90%以上の使用だそうです。

バービーは1959年のデビュー以来、「何にだってなれる」をブランドメッセージに、多様性やジェンダーの機会均等をサポートする取り組みをしてきましたが、今回新たに環境問題に焦点を当て、おもちゃが持つ役割を発展させ、世界的なプラットフォームとしてリードしていくそうです。

「フラワーサンドレス」は、海洋プラスチックのリサイクル素材を使用したドール、再生素材でつくられたフリル付きの花柄ワンピースを着たバービー。希望小売価格(税込み)は1,650円。

再生プラスチックでつくられたプレイセットの「ビーチパラソルセット」、「ビーチバレーセット」は希望小売価格(税込み)各1650円。 「ジューススタンドセット」は同3,520円。

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