珈琲、紅茶感覚で「飲むお出汁」 ほうじ茶の香りとかつお出汁の旨味が融合

昆布や鰹節、乾ししいたけ、煮干しなどから取る出汁は和食の基本。もちろん西洋料理にもブイヨンなど「出汁」と言えますが、和食の出汁は西洋のとはまったく異なっています。

なんと言っても、日本の出汁の特徴は「うまみ」で、甘味、塩味、酸味、苦味の4つの基本味とは別に、日本人は昔から「うまみ」に慣れ親しんできました。

昆布や野菜からとれるグルタミン酸、鰹節、煮干しのイノシン酸、乾ししたけ、きのこ類などのグアニル酸を組み合わせることで、奥深い「うまみ」を引き出すことができます。

そんな出汁ですが、「ホロニック」が運営するホテルグループ「SETRE」がこのほど、出汁とほうじ茶の味わいで、手軽に飲めるドリップパックの「飲むお出汁」を発売しました。

兵庫県神崎郡神河町で300年大続く自然栽培の「仙霊ほうじ茶」と、日本の食卓を支えてくれる宗田節と呼ばれる鰹節を使用。口に入れた瞬間からほうじ茶の香ばしい香りとかつお出汁の旨味が広がる深い味わいが特徴だそうです。

ほうじ茶に含まれる旨味成分テアニンは、リラックス効果がありストレスを取り除いてくれ、ビタミンCを多く含み美肌効果も。

出汁本来の味わいと香りを引き立たせながらも、飲料として飽きがくることのないすっきりとした味わいで、ランチやお弁当の際にも手軽に楽しめる仕上がりです。

珈琲や紅茶感覚で手軽に飲める「飲むお出汁」は、朝食のルーティンに出汁を飲むという食卓の〝改革〟かもしれません。

販売はSETREオンラインショップなどで。

価格(税込み、送料込み)は3個1,200円、5個2,000円、10個3,890円.。

関連記事

ページ上部へ戻る