お客の手にバシャバシャかけておもてなし トルコの「トラディショナルターキッシュコロンヤ」

トルコと言えば、日本から遠く離れたヨーロッパとアジアの結節点にある、イスタンブールという都市や、奇岩地帯の「カッパドキア」、古代円形劇場の「エフェソス」というような観光地なら知っている人も多いかもしれません。最近は日本人の観光客も増えていたようです。

実は、日本とトルコの関係は以前から深いものがあります。1890年(明治23年)9月16日に、日本を親善訪問したオスマン帝国の軍艦エルトゥールル号が和歌山県沖で台風のために遭難。現在の和歌山県串本町の住民らが総出となった救助活動をし、69人を救出したものの、残念ながら約590人が死亡または行方不明になりました。

しかし、この遭難事件の日本人の救出活動はトルコの人々の心に残り、それもあってトルコは今でも親日国として知られています。

そのトルコには、エチルアルコールに香料が入ったもの、いわゆる「オーデコロン」なんですが、それを「コロンヤ」と呼び、来客時に美しい香りとおもてなしを表現するために、お客の手にコロンヤをパシャパシャかけることがトルコの伝統だそうです。

ロート製薬は10日から、そのおもてなしの心を示すハンドフレグランスローションミストの「トラディショナルターキッシュコロンヤ」を発売します。

香りで人々の生活を豊かにしたいという思いで開発された「コロンヤ」は、肌にうれしいサトウキビ由来の植物アルコールを配合。スプレーした直後からベタつかず爽快な使い心地だそうです。

発売するのは「ターキッシュローズ」「サクラレイン」「ピュアホワイト」「ペア―&ピオニー」「レモンリーブズ」「シトラスティー」の6種の香り。価格は2420円(税込み)。発売はAmazon、LOHACO。

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