全国の里山に眠る植生の可能性の発掘を行う「日本草木研究所」からこのほど、「高野六木炭酸」が、数量限定で発売されました。厳格に守られてきた6つ伝説の木であるスギ、ヒノキ、コウヤマキ、アカマツ、モミ、ツガを使用した、100%が高野山から採れる国産天然香木となる飲料です。

高野山の森を巡ると、深呼吸した時のような圧倒的な「森林感」が味わえます。突き抜けるような青いフレッシュさのヒノキ。林檎を思わせるたおやかな芳香の杉。柑橘のように鮮やかに香気を放つモミ、神仏でも使用される高野山の霊木コウヤマキの酸味ある後味など、６つの木の魅惑が口の中に広がります。

「高野六木」は、高野山で、寺院や伽藍の建築や修繕(のため大切に育てられてきた6種類の木「スギ、ヒノキ、コウヤマキ、アカマツ、モミ、ツガ」の総称。古くから重視されている現地を代表する樹木で、現在は伐採の制限はありませんが、かつては厳しく制限されてたそうです。

現在では供給が安定し、寺院以外にも自由に使用が可能。地域では、まだまだ認知の低い歴史を途絶えさせることなく伝え続けていくことが、今後の課題ということから、今回のドリンク開発のプロジェクトが始動したそうです。

木に含まれる「フィトンチッド」という香り成分は、シトラスやベリーの様に華やかで爽快、甘い香りがします。研究では、精神安定効果が期待できると言われているそうです。
また、森林には「脳の前頭葉の活動を沈静化」「自律神経活動の副交感神経活動を昂進してリラックスさせる」「交感神経活動を抑制してストレスを軽減する」「ストレスホルモンであるコルチゾール濃度を低下させ、ストレスを減少させる」などさまざまな効果があるとされています。

「高野六木炭酸」は、内容量250ミリリットルで、販売価格は2400円。