三菱地所、積水ハウス、一般財団法人公園財団、株式会社オープン・エーの各社は、福岡市東区にある国営公園「海の中道海浜公園」に、〝パーク・ツーリズム〟をコンセプトに、公園内に宿泊やアクティビティの機能を備えた「滞在型レクリエーション拠点」等の整備を進めて参り公園内に宿泊やアクティビティの機能を備えた「滞在型レクリエーション拠点」の整備をスタート。2021年7月に着工、22年3月のグランドオープンを目指していています。

パーク・ツーリズムは公園そのものが観光の目的地となる取り組みで、今回の取り組みは「憩う」「学ぶ」「遊ぶ」を体験できる宿泊施設やレストラン、アスレチックなどを整備しようというものです。

宿泊施設は、公園を最大限に楽しむための拠点とする球体テントなどで、客室となる最大直径約6mの球体テント自体が夜に発光することで、幻想的な風景を作るそうです。ほかにも、ヴィラ棟やアウトドアリビング、シーサイドキャビンとさまざまなタイプの宿泊施設の整備が計画されています。

また、非日常を体感できる多様なアクティビティも提供され、博多湾を一望できる立地を生かして、子どもから大人まで楽しめる大型アスレチックタワーを新設。高さ約17mと九州最大級の規模となるそうです。

そのほか、ホーストレッキングやカヤック、アウトドアフィットネスをはじめさまざまなプログラムが提供される見込みです。

「海の中道海浜公園」は東西に約6キロ、面積約300ヘクタールの巨大な自然豊かな国営公園。各社の得意部分を活用し、「パーク・ツーリズム」を実現するとのことですから、来年3月には福岡市に新しいレジャー拠点が誕生しそうです。