窓口業務の強い味方! 112言語を瞬時に翻訳する据置型翻訳機 非接触でのコミュニケーションを円滑に

今は新型コロナで海外からの訪日客が激減していますが、ポストコロナ社会では、再び海外客がビジネスに、観光にと日本を訪れることでしょう。

訪日客はもちろん英語圏の人とは限りません。フランス語を話す人やイタリア語、中国語、またはアジア各国の人々かもしれません。英語ならなんとかなっても、まったく聞き慣れない言語ではお手上げになってしまいます。

そんな時のためにと、ビジネス用品メーカーの「キングジム」が30日から、世界112言語を瞬時に翻訳し、ホテルのフロントなど窓口業務で使用できる2台1組の据置型翻訳機「ワールドスピーク(HYK150)」を発売します。

2台1組というところがミソで、こちら側で会話ボタンを押しながら本体に向かって話すと、ペアリングしたもう1台の端末に翻訳結果が瞬時にテキストで表示され、音声で読み上げられるというすぐれもの。

8.0インチの大きな画面で、翻訳結果が会話順に表示されるため、視覚的にも分かりやすい仕様になっているそうです。

これまでも「ワールドスピーク」はあったのですが、今回の「HYK150」は、新たに翻訳結果とともに、翻訳前の会話内容をテキストで表示できる機能が追加されました。翻訳前のテキストは相手が選択した元の言語で表示されるため、会話内容をより正確に理解できるようになりました。

また、ペアリングした2台とも同じ言語を選択することで、自分の発言をリアルタイムで相手の画面へ表示させることが可能となり、アクリル板が設置された場所や、ソーシャルディスタンスが必要な場所でもテキストとして情報を伝えることもできます。

通信方法は無線LAN、有線LANに加えSIMカードの使用が可能になり、使っている通信環境に合わせた方法を選べるそうです。

2台入りで価格は148,000円(税別)

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