三重県志摩市の漁村〝安乗〟で、ちいさな野外フェスティバル 11月に地元有志とつくる「あのり拍子-anorhythm-」

三重県志摩市の人口約1,500人の小さな漁村〝安乗〟は、重要無形民俗文化財の安乗人形芝居や海女文化が継承され、古くから自然と人が共生をしてきた地域。その漁村の安乗岬で11月26日、地元の有志達と共に踊りと音楽を通して安乗を体感するちいさな野外フェスティバル「あのり拍子-anorhythm-」が開催されます。

「あのり拍子」は、安乗の自然と伝統文化、人々の営みから生まれる安乗特有の自由なリズム。フェスは、知られざる豊かな安乗の魅力にインスパイアされた音楽とコンテンポラリーダンスを通して「あのり拍子」を来場者に体感してもらう試みです。

参加アーティストは、音楽家の大友良英、角銅真実、冥丁、コンテンポラリーダンサーの小暮香帆の各氏。安乗と踊り奏でるライブセッションを行うそうです。

また、安乗の民俗、芸能、食をテーマとし、重要無形民俗文化財の安乗人形芝居による展示やワークショップ、安乗の海女によるトークショーや海女道具のワークショップなども行われます。
志摩は全国の約半数の海女が活躍する日本一海女漁が盛んな町で、安乗にも約50人の海女がいるため、トークタイムでは「海女の魅力」と「海女の想い」などを聞くことができます。

また、オープニングセレモニーでは安乗神社宮司による祈祷がおこなわれるほか、志摩/安乗の伝統食と海の幸・山の幸をふんだんに使ったフード出店、あのり拍子の限定カクテルが楽しめるオフィシャルバーも。

全国的にも珍しい四角いのぼれる灯台〝安乗埼灯台〟では特別夜間参観やライトアップも楽しめます。

チケットは一般前売り券4,000円、一般前売り券(会場内1台分駐車場付き) 5,000円、一般学生割(中高生)1,000円など。

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