小田急線を運転できる「小田急ホテル センチュリーサザンタワー」 客室に本格運転シミュレーター導入
- 2022/2/3
- ライフスタイル
「小田急ホテル センチュリーサザンタワー」(東京都渋谷区)は2月1日から、客室1室に小田急線の運転体験が楽しめるシミュレーターを導入、宿泊予約の受付を開始しました。
同ホテルは2021年4月、小田急の電車をテーマにしたコンセプトルーム「まるごと小田急プレミアムトレインルーム」を3室設け、新たな宿泊プランをスタートさせました。このうち「シーニックキングルーム」2室は8000形で使用していた車内シートをソファー席として窓付近に設置。
残る1室の「パノラミックキングルーム」には小田急ロマンスカーDVDや駅名標に加え、疑似体験できる運転台の模型を設置していました。今回は、その運転台模型に代わり新たに小田急線の本格運転シミュレーターを導入、本格的な運転士体験ができる部屋へ進化します。
シミュレーターには、小田急線の運転経験者が監修した独自の運転支援システムを採用。難しい知識を必要とせずハンドルの簡単操作のみで運転士気分が味わえる、小さな子ども向けの「新人運転士モード」、運転席での緊張感を楽しめる 「ベテラン運転士モード」、車両計器や信号現示を頼りに実車さながらの運転に挑戦できる「サザンタワー運転士モード」と3つの難易度を選択できます。
運転士モードのほか、運転区間・時間帯別の全5コースがあり、特急ロマンスカー・EXE(30000形)で使用していた運転台機器(マスコンハンドル)を握りながら、モニターに投影する実際の運転風景などにあわせて、よりリアルな運転感覚に近い体験が可能です。
「パノラミックキングルーム(34平方メートル)の1室料金(2人)は、朝食付き平日が39,000円、土・休前日44,000円。部屋のみは平日35,000円、土・休前日40,000円。