雛飾り文化財建築を埋め尽くす都内最大級の雛まつり展 「ホテル雅叙園東京」で1月20日から4年ぶり開催

日本美のミュージアムホテルとされる「ホテル雅叙園東京」(東京都目黒区)にある東京都指定有形文化財「百段階段」で、2024年1月20日から3月10日まで、都内最大級の雛まつり展「千年雛めぐり~平安から現代へ受け継ぐ想い~百段雛まつり2024」が開かれます。

「ホテル雅叙園東京」は、2,500点もの日本画や美術工芸品に彩られたミュージアムホテル。客室は茶室に見立てられ全60室で、シンプルさと日本の気品も兼ね備えていることで知られています。

同ホテルの雛まつり展は、初回開催の2010年から2020年までの累計来場者数が63万人を超える都内最大級。コロナ禍を経て4年ぶりの開催となります。

今回は、過去の展示の中で圧倒的なスケールで人気を集めた福岡県飯塚市の座敷雛をはじめとし、時代を経て伝わる歴史ある雛人形や日本各地の素朴な雛、現代作家の創作雛まで、地域や時代を絞らずに、さまざまな雛人形や細工ものが集結するそうです。

中でも、目を引きそうなのが福岡県飯塚市の座敷雛。福岡県飯塚市で毎年行われる「いいづか雛のまつり」のメインとしてお旧伊藤伝右衛門邸座敷いっぱいに飾られる「座敷雛」が、漁樵の間にところ狭しと並びます。「京の雅」をテーマに葵祭りや、平安の景色を再現した展示は圧巻。

また、古くは江戸後期に作られた享保雛や古今雛など時代を超えて愛される雛をはじめとし、地域に息づく、その土地ならではの雛の景色も再現。現代作家による優美な雛や、造形作家によるユーモラスな創作雛、壁一面を彩るつるし飾りなど、さまざまなジャンルの雛も一堂に会すそうです。

30年近く蒐集を続ける雛道具研究家・川内由美子氏のコレクションから、名品と名高い七澤屋雛道具や豆人形、手のひらに収まる小さな雛人形一式、実際のおよそ1/10サイズで作られた超絶技巧のギヤマン類、磁器製のミニチュア食器など、江戸時代から昭和初期のコレクションも注目されそうです。

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