世の中はキャンプブーム。2020年は「ソロキャンプ」が流行語にもなりました。新型コロナウイルス感染症の収束がまだ見えない中で、キャンプなら開放空間で家族や知人らと知り合いと楽しい時間を過ごすこともでき、まだまだブームは続きそうです。

そのキャンプが注目されたのは2016年ごろとされていますが、そのブームの中で登場したのがグランピングです。

最近は「グランピング」と聞いたことがある人も多いと思いますが、もともとは、英語の「Glamorous」と「Camping」を合わせた言葉で、「魅力的なキャンプ」「豪華なキャンプ」ということになります。

普通のキャンプは寝る場所としてテントを張り、寝袋などで眠りますが、グランピングは豪華な大型テントや、施設によってはコテージやトレーラーハウスなどが用意されています。

テントなどの中にはベッドもあり、中にはエアコンが備え付けられている施設もあるほどです。

普通のキャンプは初心者にはなかなかハードルが高いものですが、グランピングなら手ぶらで出かけることも可能で、最近は全国各地にグランピング施設がオープンしています。

その１つとして７月にオープンするのが、映画「フラガール」でも一躍有名になったスパリゾートハワイアンズ（福島県いわき市）のグランピング施設「マウナヴィレッジ」。

スパリゾートハワイアンズのゴルフコース内に新設され、水遊びを楽しむスパリゾートハワイアンズとは対照的に、ハワイの山での過ごし方をイメージしています。

グランテントタイプが５張、ウッドキャビンタイプが３棟で、夕食のバーベキューには福島牛や川俣軍鶏など、福島県産の食材をふんだんに使用、デザートには、ハワイアンパンケーキもあり、眺めのよいプライベートなウッドデッキで楽しむことができるそうです。