過疎のまち北海道厚沢部町「保育園留学、はじめます」 1〜3週間、この地で暮らしませんか?
- 2021/10/20
- ライフスタイル
新型コロナウイルス感染症は、東京から地方への移住を促進するなど、暮らし方の見直しを促進しました。
そうした中、自治体連携サービスなどを手がける「キッチハイク」(東京都台東区)が、北海道厚沢部町(あっさぶちょう)と連携し、子育て家族向けの新規事業として、厚沢部町の認定こども園「はぜる」への「保育園留学」の申し込み受付をスタートしました。
「保育園留学」とは、家族で地域を訪れ、自然や文化と触れあい、地域への特別な思い入れを育む、暮らし体験。内閣府による「一時預かり事業」を活用し、地域の認可保育園・認定こども園と公式連携した暮らしと食育のワーケーションプログラムを提供します。
過疎のまちである厚沢部町では、20年前と比べて人口が約70%まで減少し、子育て世帯の流出もあり、この先もさらに過疎は進む見込みとなっているそうです。受け入れ先の認定こども園「はぜる」の稼働率は75%ですので、より多くの幼児を受け入れ、のびのびとした暮らし体験ができます。
1〜3週間、同町で暮らすことで豊かな食や、大自然を通じて、子ども、家族が広大な大地の恵や、地域とのつながりを感じられる食育体験、暮らし体験となります。
例えば、「はぜる」は公園の芝生や築山をそのまま園庭として活用しているので、都心部の保育園では体験しにくい広さを活かしたダイナミックな遊び体験が可能です。
また、ブルーベリー狩りや、厚沢部町発祥のメークインのジャガイモ堀り、立茎アスパラの収穫といった特産品の収穫を家族そろって体験することもできます。
「はぜる」から車で5分の「ちょっと暮らし住宅」では、暮らしとワーケーションに必要な設備があるためワーケーションも可能で、気分を変えて仕事をしたい場合は、徒歩2分の移住センターも利用できるそうです。