テルモ、100周年を記念した体温計「S100」を発売 水銀体温計の造形と現代のテクノロジーを融合

新型コロナの影響で体温測定が日常になりました。体温計というと即座に思い浮かべるのが医療機器メーカーの「テルモ」。1921年に設立した「テルモ」は国産体温計の製造からスタートし、現在はカテーテル治療、心臓外科手術、腹膜透析、細胞治療など幅広い製品やサービスを提供、世界160以上の国と地域で事業を展開しているそうです。

その「テルモ」がこのほど、創立100周年記念として、テルモの原点である水銀体温計をイメージした「テルモ電子体温計S100」を発売しました。

「S100」は「シンプルで優しい」をコンセプトに、世界的なプロダクトデザイナーである深澤直人氏がデザインし、水銀体温計の造形と、現代のテクノロジーを融合したそうです。

充電台から取り出すとすぐに検温できるスイッチレス設計となっていて、シンプルなデザインと使いやすさの両立を実現。測定完了は振動で知らせてくれ、測定値は緑もしくは赤のLEDで表示されます。表示の明るさは2段階、表示色の緑、赤は変更ができるなど、暗い場所でも見やすくなっています。

検温部位はワキ下、測温範囲は32.0度~42.0度。検温時間は予測で平均約20秒、実測は約10分。希望小売価格は10,000円(税別)です。

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