なんと「葱鮪(ねぎま)鍋」がソーセージに! 豊洲市場のマグロの脂で濃い旨み旨味
- 2021/9/10
- グルメ
グルメ食品のインターネット販売などを手がける「食文化」が運営するECサイト「うまいもんドットコム」は先ごろ、ソーセージレストラン「hayari」の村上武士シェフと協業し、「葱鮪(ねぎま)鍋」をイメージした今までにない味わいのソーセージを発売しました。
ソーセージの主原料は、豊洲市場の華である「本マグロ」。通常は飲食店向けに切り分けて出荷される〝背側〟、端材部位としてなってしま〝尾〟の部位、また〝頭〟の比較的スジの多い部位を使用しています。
スジが多い部位は刺身にするには敬遠されますが、実は豚や牛と比べても脂の融点が低いので、ソーセージにして加熱したときに、低い温度でも脂が溶けて濃い旨味に変わるためだそうです。
そして、こだわりはマグロを加熱して美味しく食べる料理と言えば「葱鮪(ねぎま)鍋」ですが、甘辛い醤油味の葱鮪鍋をソーセージ型にしたところです。
化学結着材や発色剤、保存料、うま味調味料としてのアミノ酸は一切使用せず、自然派ソーセージとして仕立てています。
ソーセージはかつて、食べきれない肉や硬いスジ、栄養ある血などを余すことなく頂く知恵「もったいない」を形にした食品でした。今回はその起源に立ち返り、流通困難な部位を本来の価値よりさらに昇華したものを目指して加工したそうです。
保存料など入れていないためコックリとした濃い目の味わい。中からマグロの脂がにじみでてきて、魚だけとは思えないジューシーさと食べ応えで、長葱の甘さとマグロのコクが絶妙だそうです。
ソーセージに大根おろし、おろし生姜、刻みきゅうり、ミョウガなど添えると一層美味しくなります。
フライパンで焼くのはもちろん、そのままスライスして冷製ハムのようにサラダにトッピングしたり、煮込み料理などに使ったり、楽しみ方はアイデア次第。
一風変わった本格的な魚肉ソーセージを試してみてはいかが?
1本(110g)の2本セットで3,170円(税込み)