立ったまま寝る仮眠ボックス「giraffenap」 「二子玉川 蔦屋家電」で展示

仕事中などでもちょっとした仮眠をとると、疲労回復やストレス軽減などができます。たいていはデスクに突っ伏して寝ることになりますが、実は、立って仮眠をとった方が、熟睡しすぎず、仕事の復帰も素早くできるそうです。

そんな〝立って寝る〟を実践できるのが「二子玉川 蔦屋家電」(東京都世田谷区)の次世代型ショールーム「蔦屋家電+(プラス)」でこのほど展示された立ったまま寝る仮眠ボックス「giraffenap(ジラフナップ)」です。

「giraffenap」は「広葉樹合板」(北海道旭川市)と「イトーキ」のラインセンス契約で誕生したもので、疲労や眠気を感じた際に立ったままひと休みできる仮眠ボックス。

蔦屋家電によると、北海道大学と台湾の国立成功大学との共同研究では、立ったまま寝た場合、軽い寝息をたてる程度の睡眠状態である「睡眠段階2」まで到達し、その状態のまま、30分以上の継続が実証されたそうです。

身体を支えるのは、「頭・お尻・すね・足裏」の4箇所。この4点を固定することで、どんなに脱力してもリラックスできる立ち寝姿勢のキープが可能となります。

このため、熟睡しすぎないため、頭がぼーっとすることなく仕事の復帰も素早く行え、脳のリフレッシュや情報処理、認知能力の回復などの効果が期待できるそうです。

仮眠ボックスの大きさは、小型の公衆電話ボックス程度。ベッドの設置と比較すると、半分のスペースで仮眠環境が導入可能となります。

「蔦屋家電+」では近未来をイメージした「スペーシア(SPACIA)」と、森の中をイメージした「フォレスト(FOREST)」の2種を展示しており、いずれも体験できるそうです。北海道旭川市の「広葉樹合板」本社以外で「giraffenap」を体験できるのは現在のところ、「蔦屋家電+」だけだそうです。

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