「あの子を連れて旅に出たら、わからないことをわかりたくなった話」公開 難病啓発で堀田真由さん主演のショートフィルム

指定難病にNMOSD(視神経脊髄炎スペクトラム障害)と呼ばれる病気があります。「自己免疫疾患」の1つで脳や脊髄、視神経に炎症が起こります。人によって炎症が起こる部位が違うので、目が見えにくかったり、視野が欠けたり、手足や体の一部がしびれたり、感覚がなくなったりと症状もさまざまです。

日本の患者数は約4,300人とされ、その9割が女性です。

そのNMOSDのことをもっと知ってもらおうと「中外製薬」がこのほど、堀田真由さん主演、須藤理彩さん、松岡広大さん出演のショートフィルム「あの子を連れて旅に出たら、わからないことをわかりたくなった話」(略称「あの旅」)を中外製薬公式YouTubeチャンネルで公開しました。

父を亡くし、母である郁子(須藤理彩さん)と2人で暮らす大学生の美月(堀田真由さん)。郁子はNMOSDを発症し、この難病をきっかけに母娘の日常が変化。変わっていないつもりでいる郁子と接し方に悩む美月。

そんなある日、届けられた郁子の兄からの贈り物。この贈り物をめぐって郁子、美月、美月の彼氏の陽一(松岡広大さん)の3人が〝旅〟に出ます。その〝旅〟は本来ならちょっとした外出なのですが、母娘にとっては2人の関係を大きく変える旅…。

「分からないことも、それでも分かるようにするっていうのも愛なのかな…」。そんな言葉が胸に響くストーリーです。

これまでNMOSDに対して承認された治療薬はなかったそうですが、疾患に対する研究が進み、近年、NMOSDに対する治療薬が登場。これにより、医療現場で疾患への認知が進み、患者さんの早期発見・早期治療に繋がることが期待されているそうです。

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