都心の巨大地下トンネルがイリュージョンに! 環状七号線地下調節池で進化したインフラツーリズム

ツアーと一口に言っても、観光するものによってさまざまです。その中で最近注目されているのが「インフラツーリズム」で、ダムや橋、道路などインフラ施設を観光資源にします。

その「インフラツーリズム」の一つとして「クラブツーリズム」が東京都建設局、東京都公園協会と連携し2024年2月4日、25日に、「期間限定の通り抜け!約 600mの大冒険!環状七号線地下調節池 幻想的な光の回廊」ツアーを開催します。

「インフラツーリズム」は国土交通省が推進しているもので、クラブツーリズムでは2011年から、日常では入りづらい場所へ行く「非日常感」や「希少性」、知識を習得できる「学び」の要素がある点などが魅力と考え、インフラツーリズムを展開してきたそうです。

今回の「環状七号線地下調節池」は、水害が多発した神田川中流域の水害に対する安全度を早期に向上させるため、環状七号線の道路下に建設された長さ 4.5キロ 、内径12.5メートルの巨大トンネル。神田川、善福寺川、妙正寺川の洪水約 54 万立方メートルを貯留する水害防止のための施設です。

通常は立ち入ることはできませんが、東京都建設局、東京都公園協会との連携で見学が可能となったそうです。それに加え、さまざまな施設でライトアップ事業も展開している岩崎電気の協力で、地下調節池本管の魅力を引き出すライティングを実施し、光の回廊を演出するそうです 。

ツアーは2月4日午前9時45分集合、2月4日午後零時40分集合、2月25日午後零時40分集合の3回。
行程は、東京メトロ丸の内線方南町駅改札前集合→環状七号線地下調節池へ→福寺川取水施設から神田川取水施設まで約600メートルを通り抜けウォーキング→現地解散の予定。旅行代金は6,990円。

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