新幹線100系食堂車壁画のエッチングアートパズル ラストラン20周年記念

東海道新幹線100系が9月、引退から20周年となったことを記念し、「JR東海リテイリング・プラス」はこのほど、「100系新幹線(X-1編成)食堂車壁画エッチングパズル」を発売しました。

100系は、東海道・山陽新幹線の第2世代新幹線電車。先代の0系とは異なり、「シャークノーズ」と呼ばれたそのフロントマスクは、音と空気抵抗の低減を図るため、鋭角にした前頭部から徐々に断面積を大きくしていく「流線型」となりました。また、高速鉄道初の2階建車両の存在も大きな特徴となりました。

その2階建て車両となった新幹線100系X編成の168形の出入り口階段付近や妻壁には、銅のエッチングアートが設置され、食堂車の壁面装飾として使用されていました。

エッチングアートの絵柄には、東海道・山陽路を走った時代時代の代表列車として、東海道新幹線の初代車両の0系、世界初の2階建て新幹線100系をはじめ、特徴的な前面窓を有し、鉄道各社の車両デザインに大きな影響を与えた、湘南電車と呼ばれる80系、特急「こだま」で使用され、パーラーカーなどの設備を有した151系などの列車が描かれています。

現在は、リニア・鉄道館、東京駅のギフトパレット2階吹き抜け回り通路に設置されています。

今回発売した「エッチングパズル」は、リニア・鉄道館に設置されている新幹線100系(X-1編成)の食堂車壁画エッチングがモチーフ。新幹線100系(X-1編成)の特徴である「小窓」も表現しているそうです。

ピース数は500で、完成時のパズル本体の大きさは35センチ× 49センチ。価格は2,420円(税込み)で、JR-PLUSオンラインショップで販売します。

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